新木場は東京江東区にある湾岸地域に位置する街です。街にある新木場駅はJR東日本京葉線、東京メトロ有楽町線、東京臨海高速鉄道りんかい線の三線が通っており各線に乗り換えることのできるハブ駅となっています。京葉線では西船橋方面(千葉)へ行くことが出来ます。加えて有楽町線では和光駅(埼玉)まで行くことが出来ます。りんかい線では品川区大崎まで行くことが出来ます。りんかい線と有楽町線では終点なので、利用するときには乗客がいない状態で乗車することができるメリットがあります。このように広い範囲で乗車客を結ぶ主要駅なので平日は通勤通学で多くの方が利用しています。休日は千葉方面では東京ディズニーランドや海浜幕張メッセに向かわれる乗車客が多く、反対に東京方面にはお台場駅に向かわれる乗車客が多いです。イベントの有無により混雑度が大きく変わるようです。そこでこの記事では新木場周辺の観光の見どころについて紹介致します。

夢の島熱帯植物館

新木場は東京湾に面しており土地が広く、また都心部と比較すると温暖な地域です。地名から予想されるように土木関係の企業や貯水場が多々あります。まず紹介するのは、「夢の島熱帯植物館」です。隣接する新江東清掃工場から発生した熱源を元に多くの熱帯・亜熱帯植物を育てています。外観はとてもユニークで遠くから眺めると、特徴のある半円のガラス張りドームが3 つ連なって見えます。入園料は個人で行く場合には、大人250円、65歳以上は120円、中学生は100円です。有料入場者数が20人以上の団体の場合は少し値引きが入ります。館内は熱帯と亜熱帯の植物を集めたドーム型大温室を中心に、
映像ホール、情報ギャラリー、イベントホールなどから構成されています。無料のボランティアガイドの方がいるので、付き添ってもらい色んな植物を詳しく知ることができます。
数多くのシダ植物類やヤシの木や南国でしか見られないような花や果樹が多く展示されているので非日常感があってオススメです。マングローブや八重山ヤシなど大型のガーデニングショップでは見られない植物は圧巻の一言です。見どころは毎日スタッフの方が発表している開花情報や各種イベントをご参考にしてください。例えば2020年9月29日(火)~11月1日(日)から行われるイベント「ハロウィン・パーティ」では「おばけかぼちゃ」を館外に100個ほど展示しています。普段私たちが口にしているサイズと比較すると本当に大きいのでビックリします!また営業時間を夜まで延長して(平常時は午前9時30分~午後5時)暗闇の中探索することができる「ナイトウォーク」のイベントも見どころの一つです。懐中電灯を照らして歩きます。多くの植物は熱帯環境で育つとても大型になるものなので、懐中電灯で照らされて影になったものを見るとドキドキするかもしれません!いつ開催されるかは、こまめにチェックしてみてください。

夢の島緑道公園

「夢の島熱帯植物園」の周りには「夢の島緑道公園」が広がっています。東京湾に面しているので釣りが可能です。レインボーブリッジを隔てて、向かいにある「若洲海浜公園」が新木場周辺では有名な釣りスポットですが「夢の島緑道公園」でも釣りは可能です。魚影は「若洲海浜公園」と比べるとまばらみたいですがマハゼやセイゴが釣れることがあるみたいです。公園周辺のコンビニでは釣り用の釣り餌や釣り針や簡易釣竿が販売されているので遊ぼうと思えばすぐに釣りで遊べる環境が整っています。公園内には釣りのできる堤防付近の他には散策路があり、サイクリング、ジョギングやウォーキングにお勧めです。若洲海浜公園まで続くサイクリングロードは全長にしておおよそ7kmあり景色も海が近いので見どころ満載です。道は舗装が行き届いているので、転倒するリスクに気をつければ楽しくサイクリングができると思います。荒川をはさんで対岸にある葛西臨海水族館、東京湾の先の東京ディズニーリゾート、東京ヘリポート越しに見える東京ゲートブリッジ等観光地も近くに沢山あって見飽きないでしょう。公園内には他には「夢の島総合運動場少年野球場」という軟式野球場が6面あります。

新木場studio coast

次に紹介するのは新木場studio coast(ageHa)です。新木場studio coastはライブ・イベントスペースです。日本で唯一4ウェイフルレンジアンプ付スピーカーオクタゴンスピーカーが設置されている会場で、要するにとても音質の良いスピーカーを使っているということがわかります。アクセスは新木場駅北口から徒歩5分のところに位置しています。国内でも有数のライブスペースであり、これまでには国内アーティストではBUMP OF CHICKEN、加藤ミリヤ、嵐、perfumeなどなど多くのアーティストがライブを敢行しています。海外アーティストでもニッケルバックやケミカルブラザーズ等多くの大物アーティストが公演しています。1階はオールスタンディング、2階は指定席でキャパシティは2400名です。勿論イベントスペースとして展覧会や展示会にも一般の使用が可能となっています。studio coastは週末にageHaというクラブイベントを行なっています。海外からの観光客も多くきておりクラブ関係の情報誌では毎年日本一のクラブとして紹介されています。渋谷からの無料シャトルバスが多く運行されているので都心からのアクセスもとても良いです。見どころとしてはageHaでもstudio coastと同様に平常イベントの他に、有名アーティストがDJプレイを行うことがあります。
夏季にはプールサイドが開かれ、アイランド型のおしゃれなBarエリアもあってプチリゾート感を味わうことが出来ます。

木材・合板博物館

4つめに紹介するのは「木材・合板博物館」です。木材と合板に関する資料を収集、展示する施設です。合板とはベニヤ板を接着剤で積層してできた板のことです。何枚かのベニヤを繊維方向が交互になるように接着し強度を上げています。この合板を壁下地・床下地・屋根下地やコンクリートを流し込むときの枠として使用するコンパネに使います。「木材・合板博物館」は公益財団法人PHOENIXが運営している世界的にも珍しい木材に関する博物館です。中学校による社会科見学や、高校、専門学校、大学の授業の場として、また木材・合板業界のみならず、建築業界、森林組合などの研修の場として利用していただくなど、広く木材と木製品の良さを知っていただくための普及活動を行っているそうです。開館時間は午前10時から午後17時までで、入場料は無料です。新木場駅から徒歩12分にある新木場タワーの3F,4Fにあります。地球環境をテーマとした展示が行われていて森林の木がどのように私たちの利用する木材となるか、地球環境と森林の関係、江戸時代からの新木場の木の街としての歴史を紹介しています。館内は木材でいっぱいなので、とてもいい匂いがしてリラックスできるみたいです。子供のための木工教室も行われていて家族づれの方にもオススメです。観光地としても入場無料な点が良いですね。

新木場1stRING

5つめに紹介するのは「新木場1stRING」です。イベントスペースで、主にプロレス系のイベントが行われています。スターダムや大日本プロレス、全日本プロレスなど国内有数のプロレス団体がイベントを行なっています。客席数は雛壇席134席、パイプイス席150席の合計284席です。また演劇や舞台、TV番組の撮影、「20世紀少年」などの映画撮影、Berryz工房がライブを行うなど音楽イベント会場としても使用されたこともあります。新木場駅南口から徒歩3分で着くことが出来ます。格闘技系のイベントが行われる時のみスタジオ内中央にリングが置かれるみたいです。行われるイベントはオフィシャルサイトのスケジュールを確認してみてください。

東京都立第五福竜丸展示館

6つめに紹介するのは「東京都立第五福竜丸展示館」です。一つ目と二つ目に紹介した施設の「夢の島公園」の園内にあります。第五福竜丸とは、昭和29年アメリカのビキニ環礁水爆実験で死の灰を受けた船のことで、日本のまぐろ漁船であった第五福竜丸は被爆してしまい乗船者たちは一人残らずなくなってしまう凄惨な事件でした。当時被爆した第五福竜丸はアメリカ側は船体を海の底に沈めるように日本側に依頼しましたが、今後の資料として保存を主張し、結局当時の文部省が船体を買い上げることで決着したという経緯があります。そして第五福竜丸は残存放射能物質の洗浄の後に東京水産大学にて約10年の間、学生の航海実習に使用され昭和42年に廃船となりました。廃棄される予定でしたが地元新木場の江東区民たちの保存の訴えがあり今現在展示館で展示されるようになりました。観光の見所としては当時の造船技術の高さ、第五福竜丸の立派な船体を見ることができる点です。被爆当時のカレンダーや死の灰が展示されています。日本では他にも被爆による多くの方が亡くなる痛ましい事件があったことはこの記事を読んでいる皆様の記憶にも新しいと思います。都心からアクセスの良い新木場で被曝の恐ろしさを感じることのできる当展示館は貴重な遺産ではないでしょうか。開館時間は午前9時30分から午後16時です。入場料は無料です。新木場駅北口から徒歩10分で行くことが出来ます。夢の島公園に隣接しているので前の項で紹介した植物園や緑道を堪能する前後で行ってみてはいかがでしょうか。

新木場観光の際はワンデリのテイクアウトお弁当とご一緒に!

新木場は都心、埼玉方面、千葉方面を結ぶハブ駅であり、また多くの観光施設が揃っています。朝昼の時間は緑道や植物園、木材博物館に行ってみたり、夜の時間はstudio coastでライブを見たり、新木場1stRINGでプロレスを楽しんだりと幅の広い時間の使い方ができます。車でも湾岸道路や東京首都高速道路で向かうことができるアクセスの良い土地なので「ワンデリのお弁当と一緒に」是非新木場観光をしてみてください。